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小児脱臼

小児における脱臼は突然泣き出したり、手を使おうとしない事で発覚することが多くあり、「なぜ泣いているのか?」「なぜ手を使わないのか分からない」といった状態で困惑されることが多くあります。

手を使わず、触らそうとしないような状況であれば脱臼の可能性があるため早めの受診をお勧めいたします。

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肩関節脱臼

小児の関節は構造的に完全ではなく、ちょっとした動きによって脱臼を起こすことがあり、特に肩関節の脱臼では服を着替える最中などによく起こることがあり注意が必要となります。症状としては反対の腕で患部側の肘を支えるように肩を動かそうとしないなどの体勢をとります。このような体勢をとり痛がるようでしたら脱臼の可能性があるので注意してください。

肘関節脱臼(肘内障)

小児の肘で多発する脱臼で特に反復性となることが多い脱臼です。手を引っ張ったなどして起こることが多いのですが、なかにソファーやベッドの隙間に手を入れたて起こることや寝ている最中に寝返りをした際に手が下敷きになり、肘の過剰な伸展、牽引外力が加わることによって起こる場合もあります。症状として手を動かそうとせず、肘が伸びた状態でだらんとしていることが多いので、このような状況の場合は脱臼を疑うため無理に動かそうしないでください。

​上記の症状がある場合にお気軽にご連絡、ご来院ください。

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